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和の医院建築

「このたびの内装工事について」

 以前他のクリニック(大塚駅前の晴和ハートクリニック 様)の内覧会に伺った際に、その内装を拝見して、和のテイストが自分にとてもしっくりきたので、手がけられた株式会社都市環境研究室 様をご紹介いただき、さっそく設計監理をお願いしました。幸い工事も同じ 株式会社 渡辺富工務店様に請け負っていただけて、設計施工監理とこのうえなく贅沢なコラボとなったと思います。

 こちらからは、「中山道の蕨宿らしさを大切に和の建築様式美と清潔で機能的な実用性を両立して」「クリニック来訪のみなさまが快適に和やかにお過ごしいただけるように」とお願いいたしましたが、随所に細やかなお心配りをしていただき、大変素晴らしい仕上がりとなりました。

 医院建築は専門性が高いと言われていますが、そのなかでも眼科は他の科にくらべて検査機器・器械が多いので、電源や配線などの設置が非常に多く、電子カルテとの情報共有も必要ですので、いろいろと設計が大変なのです。そのうえへパフィルターをつけた清潔度の高いオペ室を配置しましたので、大変難易度が高かったと思うのですが、そんな苦労を感じさせない素敵な和みの空間になりました。和は和風の和と和みの和の2つの和ですね。

 待合室には患者様のお身体の負担にならないように座り心地のよい椅子を選んでいただきました。待合室のセンターテーブルも特注で、全体の色調が整っていて、心が落ち着きます。この待合室は、椅子を移動すると、いろいろな用途に利用できますので、応接室や会議室のスペースが不要となり、限られたスペースを有効利用できました。

 発注者は設計完了まではそれなりに大変でしたが、それ以降はほぼお任せで、ほとんど苦労らしい苦労をしないままに、期待どおり(それ以上)の「和のクリニック」で開業できることになりました。まだ出来上がったばかりで、木の香りが漂っていますので、ここで働いているとストレスが軽減されそうです。竣工時に専門家に写真を撮っていただきとても良い記念になりました。

 これから開業を考えていらっしゃる先生に是非おすすめです。

 

 

 

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